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大洋州の気象分野研修にて

先週はまたまたナンディに出張してきた。木曜日の朝四時半に家を出て、六時半にナウソリ(スバから車で約30分のところにある街で空港がある)発のフライトでナンディへ。スバは雨だったが、ナウソリの空港のスタッフからはナンディは快晴との情報を入手。しかし、ナンディは大雨・・・
空港スタッフ、飛行機飛ばして大丈夫か・・・?

さて、今回の出張の目的は、フィジー気象局(FMS: Fiji Meteorological Service)が大洋州各国の気象局職員を対象に主催する研修の視察と、各国の参加者から情報収集をすること。

研修のカリキュラムは、僕とFMSスタッフの二人三脚で策定したため、参加者からどんな反応が出てくるか不安だった。日本にいる時にも、途上国からの研修生を受け入れて研修を実施した経験があったのだが、(日本人とは違い)外国人は関心が無いことに対しては明らかに退屈な態度を露わにしてくる。しかし、研修の様子を見て一安心。大雨にも関わらず全員びしょ濡れになりながら研修に参加していた。

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傘を差してはいるものの、全員が大型ラグビー選手みたいな体系のため、かなりの部分がはみ出てびしょびしょである。

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室内では濡れた服を脱いで裸で研修。大洋州らしさ全開である!

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研修が成功した要因は、研修参加者のニーズに極力合わせたカリキュラムを策定したことかな。これは当たり前のことのようだが、実際にやってみると本当に難しい。如何に研修参加者の抱えている問題を把握し、それに適した講師を選定するのか、日頃の情報収集と人間関係がものを言う。日本にいるときは、この二つがなかなかできずに苦労したけど、自分も過去の経験を糧に成長しているなあと実感することができた。

研修参加者からの情報収集では、フィジーの防災の状況を改善するヒントも得られた。先日、地震と津波の話を書いたときにも触れたが、フィジーの防災の大きな問題点の一つは、防災に関与する機関同士の連携が無いことだと考えている。気象予報はFMS、地震観測は鉱物資源局(MRD: Meneral Resources Department)、災害情報の発出は国家災害管理局(NDMO: National Desaster Management Office)、洪水予測は水文局(WAF: Water Authority in Fiji)というように、防災に関与する機関は多岐にわたっているが、所管省庁が異なること等が理由で機関同士の連携がほとんどなされていない。

一方で、ソロモンでは今年から上述のような関連機関を一つの省庁が管轄する体制となっていたり、トンガでも同様の体制を整えるべく準備を進めているとのこと。ソロモンもトンガもフィジーと比較して国の規模が小さい分、省庁の再編が幾分簡単にできるのだろう。フィジーは大洋州のリーディングカントリーみたいな位置づけになってはいるが、他国のグッドプラクティスは是非見習ってもらいたいところである。

と偉そうなことを言っているが、日本も省庁や組織の統廃合は苦手だよなあ。2001年の中央省庁再編で組織としては一つになったが、組織内では旧組織による派閥争いが後を絶たないとか・・・

最後にたまたま研修に参加してきたカエルをどうぞ。写真じゃわかりにくいが、大人の手のひらほどのサイズである。大洋州は人間もカエルもでかいなあ。

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2010-10-17(Sun)
 

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プロフィール

YOHEI

Author:YOHEI
生年月日:1980年9月22日
出身地:北海道
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