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廃棄物管理のワークショップ(WS)

日本はフィジーを含む大洋州諸国に対して廃棄物処理に関する協力を長年にわたって続けている。フィジーでは、特に環境局をメインカウンターパートとして、ラウトカ市、ナンディ町というスバに次ぐ規模のビチレブ島西部に位置する二都市を対象に3R(Reduce、Reuse、Recycle)というコンセプトの導入を通じた協力をしている。

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こういうオープンダンピングが一般的なフィジーでは、少しでもゴミの量を減らすことがとても重要で、この3Rというコンセプトが注目を浴びている。

先週はその協力の一環で開催されたWSに参加するためにラウトカに行ってきた。

WSには、フィジーにある13の行政区(Municipality)から市長(Specila Administrator)と廃棄物管理を現場で担当する担当者が参加し(多くの人とネットワークが作れたのは大きな収穫の一つ!)、ラウトカ市とナンディ町の事例に基づいて各自治体の廃棄物管理の現状を共有すると共に、廃棄物管理に関する国家政策の一部を担う政策案が立案されたので、その内容を揉むための協議が行われた。

ラウトカ市及びナンディ町と他の地域とは廃棄物管理の現状においてかなりの差が開いているが(ラウトカ市及びナンディ町ではパイロット的に様々な試みがなされているので当然だが・・・)、市長が廃棄物管理に高い関心を示している地域もあり、そういう地域であればラウトカ市及びナンディ町の知見を共有しつつ徐々に改善がなされそうだなあという印象を受けた。(参加者はナンディ町のゴミの分別の様子を熱心に見学している。)

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一方で、各地域で廃棄物管理の取り組みに高い関心を持ったとしても、国レベルでの支援(例えば法制度の整備や補助金の助成など)が無いことには身動きが取れないという現状も参加者からは挙げられていた。日本では多くの自治体がゴミの分別回収をしているが、それができるのも国からの補助金があってこそだと聞いている。

国家の財源が日本以上に限定されているフィジーでは、国からの補助金はなかなか期待できるものではなく、やはり環境局からの回答はなかなか煮え切らないものであった。国を代表する環境局の意見もわかるが、せっかく各自治体が廃棄物管理に対する意識を高めているときなので、ここを押し時と判断して是非国と地方が一体となった廃棄物管理を実現してほしいと思うし、そのためのサポートをしていきたいと思う!
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2011-02-26(Sat)
 
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